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小林一茶 日本の古典

角川ソフィア文庫 A4−3 ビギナーズ・クラシックス

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2017年9月
ISBNコード 978-4-04-400290-9
4-04-400290-8
税込価格 968円
頁数・縦 286P 15cm

商品内容

要旨

喜びも、哀しみも、生きることのつらさも、すべてを俳句に昇華させていった人生だった―。「雀の子そこのけそこのけ御馬が通る」「目出度さもちう位也おらが春」「ともかくもあなた任せのとしの暮」など、日々の生活の中にある身近な事象を、まっすぐに、ユーモラスに詠んだ一茶。古びることのない作品の数々をやさしく鑑賞する入門書。一茶を近代俳人としてとらえ直し、俳句の歴史にも新たな視点を与える。

目次

小林一茶の生涯
よく知られた一茶
修養時代
父の死
江戸での一茶(本所相生町時代)
江戸での一茶(『七番日記』の時代)
信濃での生活
『おらが春』の世界
晩年

おすすめコメント

一茶の人生を辿り、代表的な句と訳、鑑賞をやさしく記す入門書! 身近なことを俳句に詠み、人生の辛さや切なさを作品へと昇華させていった一茶。古びることのない俳句の数々を、一茶の人生に沿ってたどりながら、やさしい鑑賞でその新しい姿を浮き彫りにする。

著者紹介

大谷 弘至 (オオタニ ヒロシ)  
1980年、福岡県生まれ。俳人。早稲田大学第二文学部卒業後、二松学舎大学大学院文学研究科博士後期課程満期修了。2004年に俳句結社「古志」入会。2011年より同主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)