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実伝真田幸村

角川文庫 ひ20−23

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2014年1月
ISBNコード 978-4-04-400316-6
4-04-400316-5
税込価格 704円
頁数・縦 237P 15cm

商品内容

要旨

強大な徳川軍を幾度も切り崩し、鬼神の如き戦ぶりから「日本一の兵」と称された真田幸村。十勇士などの伝説とともに、今なお人々を魅了し続ける幸村とは、どんな男だったのか。真田一族のルーツや六文銭の由来、出生の秘密と人質時代、父昌幸の鬼謀と上田合戦、大坂の陣に秘めた「義」の想い―史実やエピソードをめぐる多彩な評論・エッセイ・対談などを文庫オリジナルで編集。謎多き幸村の魅力と実像が一冊でわかる決定版!

目次

特別対談 日本一の兵がみせた意地(松平定知×火坂雅志)
第1部 真田幸村の戦いと人物像(若き幸村―出生の秘密と人質時代
父子の上田合戦―天下を相手に賭した野望
九度山脱出―「浮浪の群れ」とともに大坂城へ ほか)
第2部 真田幸村像の諸相(義の男たちから得たもの―直江兼続、大谷吉継、石田三成
大坂城内の人間模様―幸村と死生をともにした漢たち
真田忍びの実像―小土豪のサバイバル術 ほか)
第3部 真田幸村の生涯(真田幸村とその時代―地の利、天の時を得た真田氏三代)
付録 『名将言行録』(抄)(岡谷繁実著)明治四十二年刊

著者紹介

火坂 雅志 (ヒサカ マサシ)  
1956年、新潟県生まれ。早稲田大学卒業後、出版社勤務を経て1988年『花月秘拳行』で作家デビュー。直江兼続の生涯を描いた『天地人』が2009年のNHK大河ドラマの原作となり、同作で第13回中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)