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カクレキリシタン 現代に生きる民俗信仰

角川ソフィア文庫 J123−1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2018年2月
ISBNコード 978-4-04-400350-0
4-04-400350-5
税込価格 1,276円
頁数・縦 409P 15cm

商品内容

要旨

信仰の自由が認められている現代、長崎県下には今なお、潜伏時代の信仰を守る人々、カクレキリシタンがいる。だが、彼らは隠れてもいなければ、キリシタンでもない。その信仰世界は、キリスト教と大きく異なり、神や儀礼、唱文などは、日本の伝統的な先祖崇拝や生活と融合し、独自の民俗宗教へと変貌していた―。秘蔵の像や行事の様子など貴重な写真を多数掲載。圧巻のフィールドワークで、知られざる「独自宗教」を活写する。

目次

第1章 カクレキリシタンとは何か
第2章 カクレキリシタンの分布
第3章 生月島のカクリレキシタン
第4章 平戸島のカクレキリシタン
第5章 五島のカクレキシリシタン
第6章 長崎のカクレキリシタン
第7章 外海のカクレキリシタン
第8章 カクレキリシタンの解散とその未来

おすすめコメント

長崎に今も、カクレキリシタンがいるのを知っていますか? 潜伏時代の信仰を守る人々、カクレキリシタン。だが彼らは隠れてもいなければ、キリシタンでもない。その信仰世界はキリスト教徒は大きく異なり、日本の伝統的な神観念と融合していた。独自宗教を活写する

著者紹介

宮崎 賢太郎 (ミヤザキ ケンタロウ)  
1950年、長崎市生まれ。東京大学文学部宗教学宗教史学科卒業。同大学院人文科学研究科修士課程中退。純心女子短期大学教授などを経て、長崎純心大学人文学部教授。2016年3月退官。キリシタン時代から現在まで、日本人のキリスト教の受容と変容のあり方を追求。カクレキリシタンたちが暮らす地域でのフィールドワークも続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)