• 本

確率のはなし

角川ソフィア文庫 K101-2

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2019年1月
ISBNコード 978-4-04-400461-3
4-04-400461-7
税込価格 1,056円
頁数・縦 346P 15cm

商品内容

要旨

25人のパーティで同じ誕生日の2人が出会うのは偶然?それとも必然?不確実な現実を論理の力で数値化する確率論。難しそうにみえても、まずは起こりうる可能性をすべて書き出すこと。そして記号や法則の力で一般論を導けば、さまざまなことに応用できる。ガリレオが賭博師と交わした議論から、期待値、ドゥ・モルガンの法則、パスカルの三角形といった数学の基本へ。世界的な数学者が、身近な実例を挙げてやさしく誘う。

目次

第1章 いろいろの例
第2章 可能性の集合
第3章 場合の数の数え方
第4章 文章とその真理集合
第5章 確率の定義と性質
第6章 有名な例
第7章 大数の法則

おすすめコメント

偶然、それとも必然? クジ引きやサイコロなど身近な例で考える数学の基礎25人のパーティで同じ誕生日の2人が出会うのは偶然? それとも必然? 期待値、ドゥ・モルガンの法則、パスカルの三角形といった数学の基本へ。世界的数学者が、実例を挙げてやさしく誘う確率論の基本。

著者紹介

矢野 健太郎 (ヤノ ケンタロウ)  
1912年生まれ。数学者。東京帝国大学理学部数学科卒業。パリ大学留学ののち、東京大学助教授、プリンストン高等研究所所員、東京工業大学教授などを歴任。在米中にはアインシュタインの知遇を得た。相対性理論を数学的に基礎づける微分幾何学の権威として各国の数学者と交友を結び、日本数学界の国際化を牽引した。また啓蒙書や受験参考書の著者として、「ヤノケン」の名で親しまれた。1983年に勲二等瑞宝章を受章。1993年、没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)