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古代天皇の誕生

新版

角川ソフィア文庫 I153−1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2019年6月
ISBNコード 978-4-04-400471-2
4-04-400471-4
税込価格 1,100円
頁数・縦 306P 15cm
シリーズ名 古代天皇の誕生

商品内容

要旨

天皇はどこからきたのか?そして、倭国から「日本」にいたる邪馬台国以降、ヤマト王権はどのようにして確立されたのか。卑弥呼の弥生時代の後、倭の五王の古墳時代を経て、聖徳太子・中大兄皇子の飛鳥時代まで、群臣推挙によって王位を継承しながら王権を強化。やがて「天皇」を名乗るようになる。律令制国家として確立していったヤマト王権の歴史を、東アジアとの関係の中でていねいに考察。古代史研究の最新の到達点を示す。

目次

はじめに―天皇はどこからきたか
第1章 倭国王の誕生とヤマト王権(倭・倭人・倭国王
ヤマト王権の成立
倭の五王と「大王」)
第2章 自立する国王(女帝の即位
大陸と列島の天子
大化改新と王権)
第3章 天皇の誕生(蕃国と夷狄の支配
内外の戦争と蕃国への干渉
天皇号の誕生)

おすすめコメント

天皇はどこからきたのか。「日本」の国号はいつ決まったのか。邪馬台国以降、古代国家はどのように確立されたか。王位を群臣推挙によって継承しながら王権を強化し、やがて「天皇」を名乗り、律令制国家として確立していった大和王権を東アジア諸関係のなかで考察する。

著者紹介

吉村 武彦 (ヨシムラ タケヒコ)  
明治大学名誉教授。1945年朝鮮生まれ。京都・大阪育ち。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。博士(文学)。専攻は日本古代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)