• 本

日本昆虫記

改版

角川ソフィア文庫 K133−1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2019年4月
ISBNコード 978-4-04-400474-3
4-04-400474-9
税込価格 792円
頁数・縦 184P 15cm

商品内容

要旨

目出度い虫、臭い虫、光る虫、薬になる虫、食べられる虫、水に棲む虫…。身近な虫たちの生態を楽しく紹介。虫の世界では女性上位。頭を食われても種族を残そうとする雄カマキリの悲哀。虫の糸で作られていたテグス。コオロギは提琴家、蝉は声楽家、生ける飛行機ほか、文豪桂月の子息ならではの詩的な表現も。日本に自然があふれていた昭和の少年たちを夢中にさせた、ミクロの世界に誘われる名エッセイ。

目次

目出度い虫
大きい虫
小さい虫
虫の母
虫の父
光る虫
鳴く虫
虫の提琴家
虫の声楽家
生ける飛行機
お伽噺の舞姫
水に棲む虫
はかない虫
虫の力
糸をつむぐ虫
お蚕さま
薬になる虫
食べられる虫
臭い虫
血を吸う虫
虫と病気
家畜の害虫
家庭の害虫
植物を食う虫
稲の害虫
敵虫
花と昆虫
虫の保身術
虫の陶工
蜜蜂

白蟻
昆虫と遺伝学
日本の昆虫

おすすめコメント

虫メガネからみえてくる昭和史。「コオロギ博士」の代表作。コオロギ博士と親しまれた著者の代表作。昆虫への愛情を十分に堪能できるエッセイ。目出度い虫、大きい虫、小さい虫、虫の母、虫の父、光る虫、鳴く虫など35編を収録。昆虫学に興味がある人の必読書。

著者紹介

大町 文衛 (オオマチ フミエ)  
1898‐1973。大正から昭和時代の昆虫学者。随筆家。三重大学名誉教授。日本昆虫学会評議員。文豪・大町桂月の次男。コオロギ類の研究で知られ、「コオロギ博士」として親しまれた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)