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見立て日本

角川ソフィア文庫 L499−2

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2022年9月
ISBNコード 978-4-04-400712-6
4-04-400712-8
税込価格 2,200円
頁数・縦 494P 15cm

商品内容

要旨

連想や暗示によって物事の意外な本質をうがち、仄めかす「見立て」。日本ならではの遊びであり技法だ。21世紀の日本を切り取った写真に、氏神、ちぎり、結界、つれづれ、サムライ、もどき、のれん、面影など、120の重要キーワードを合わせ、伝統と現代、「虚」と「実」を縦横無尽に往還しながら展開。東日本大震災後の平成に始まった連載に大幅加筆の上、パンデミック下の令和に新たにまとめなおし、待望のフルカラー書籍化。

目次

暗示と見立て
氏神
判じる
寸志
不思議綺麗

三猿


供養〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

現代の風景に日本文化の面影を色濃く焼きつける、セイゴオ流の「見立て」技ふとした風景を切り取った写真から日本的なキーワードを連想し、文化論、社会論にまで鮮やかに展開。セイゴオ流の「見立て」技で伝統と現代を結びつける新しい日本文化論。

著者紹介

松岡 正剛 (マツオカ セイゴウ)  
編集工学研究所所長、イシス編集学校校長。日本文化を研究する独自の視座としての「日本という方法」を提唱
太田 真三 (オオタ シンゾウ)  
写真家。1957年、東京都生まれ。日本大学芸術学部写真学科を卒業後、1980年より小学館写真室にて週刊誌から美術全集まで幅広い撮影を担当。現在はフリーランスとして活動。日本大学芸術学部写真学科非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)