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昭和の作家力

角川ソフィア文庫 L−500−28 千夜千冊エディション

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2023年4月
ISBNコード 978-4-04-400753-9
4-04-400753-5
税込価格 1,870円
頁数・縦 425P 15cm

商品内容

目次

第1章 中心から逸れて(大手拓次『大手拓次詩集』一五〇夜
萩原朔太郎『青猫』六六五夜 ほか)
第2章 ヒーロー・悪・復讐(中里介山『大菩薩峠』六八八夜
林不忘『丹下左膳』七三四夜 ほか)
第3章 歴史の影を射る(永井路子『北条政子』一一一九夜
野上弥生子『秀吉と利休』九三四夜 ほか)
第4章 ニッポンを問う(大岡昇平『野火』九六〇夜
武田泰淳『ひかりごけ』七一夜 ほか)

出版社・メーカーコメント

蜃気楼のような昭和の熱は、文学に注ぎ込まれた。昭和は総じて痛ましく、その言葉の群れは過剰に陶冶されていた。詩、文学、大衆小説に注ぎ込まれたその熱は、激動のうねりを浴びて変化しながら一時代を築いていく。文学作品から引き出す「新たな昭和像」。

著者紹介

松岡 正剛 (マツオカ セイゴウ)  
編集工学研究所所長、イシス編集学校校長。70年代にオブジェマガジン「遊」を創刊。80年代に「編集工学」を提唱し、編集工学研究所を創立。その後、日本文化、芸術、生命科学、システム工学など多方面におよぶ研究を情報文化技術に応用しメディアやイベントを多数プロデュース(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)