紫式部と王朝文化のモノを読み解く 唐物と源氏物語
角川ソフィア文庫 C125−1
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2023年10月 |
ISBNコード |
978-4-04-400792-8
(4-04-400792-6) |
税込価格 | 1,298円 |
頁数・縦 | 297P 15cm |
商品内容
要旨 |
紫式部の生きた平安時代。今から約1000年前の王朝生活において、沈香、瑠璃壺、青磁、唐綾、毛皮などの舶来品は、高価で入手しにくく、貴族たちの富と権威の象徴であった。『源氏物語』や『枕草子』をはじめ、『竹取物語』『うつほ物語』『栄花物語』ほか王朝文学作品にも唐物は多く描かれている。舶来の「モノ」をキーワードに王朝文化の世界を読み解き、物語の登場人物の関係や、平安時代を生きた人々のこころを浮き彫りにする。 |
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目次 |
第1章 紫式部の人生と唐物 |
出版社・メーカーコメント
文化、権力、人の心。舶来ブランド品が物語のカギを握る!陶磁器・ガラス・布・香料など、王朝生活を彩る舶来品は、高価で入手しにくく、入手できるかどうかは権力とのかかわりによって大きく左右された。ブランド品をキーワードに王朝物語世界を読み解く入門書。