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知里幸惠日記・書簡集

角川ソフィア文庫 D135−1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2025年8月
ISBNコード 978-4-04-400834-5
4-04-400834-5
税込価格 1,430円
頁数・縦 395P 15cm

商品内容

要旨

アイヌとして初めてカムイユカ〓を文字に表した『アイヌ神謡集』の著・訳・編者、知里幸恵。彼女は、病に倒れ19歳で世を去るまでに、多くの日記や手紙を残した。そこに記されるのはアイヌ語を伝える使命と向き合い、家族を案じながら生きた一人の女性の姿。「私は書かねばならぬ、知れる限りを、生の限りを、書かねばならぬ」。筆に命をかけた、秀逸な日記・手紙文学である。初公開の資料を含む、執筆記録の決定版。

目次

日記類(日記帳
出納帳
日誌帳)
手紙類(手紙
発信受信記録)
資料(『アイヌ神謡集』序
豊栄尋常小学校創立一〇周年記念祝辞草稿
ノート 買い物メモ・献立・レシピ各種 ほか)

出版社・メーカーコメント

『アイヌ神謡集』を残した知里幸惠が家族にあてた手紙、東京滞在中にのこした日記など一次資料を収録。文学史上に輝く仕事を残し、19歳でこの世を去った女性の生涯に迫る。解説/石村博子

著者紹介

知里 幸惠 (チリ ユキエ)  
1903年、北海道登別生まれ。アイヌで初めてアイヌの物語を文字にした『アイヌ神謡集』の著・訳・編者。13篇のカムイユカ〓のアイヌ語ローマ字表記と和訳を収めるこの著作は、その序文の文学性からも高い評価を受けている。1922年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)