王朝の恋の手紙たち
角川ソフィア文庫 C122−2
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2024年9月 |
ISBNコード |
978-4-04-400849-9
(4-04-400849-3) |
税込価格 | 1,056円 |
頁数・縦 | 215P 15cm |
商品内容
要旨 |
平安時代の貴族たちは、現代とは比べものにならないほど多くの手紙を綴っていた。使用する紙や文字に細心の配慮をし、内容にふさわしい植物の枝に結ぶ。返事が遅いと不安にかられ、早く届けば幸福に包まれる…。また、手紙は途中で盗み読まれる、間違った相手に届くなどの危険も多く、それを防ぐ手立ても必要とされた。『源氏物語』『枕草子』『蜻蛉日記』などの古典名作を読み解き、王朝人にとっての手紙の意味を明らかにする。 |
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目次 |
第1章 王朝の危険な手紙たち |
出版社・メーカーコメント
恋の成就のために、文章に凝り、タイミングを図り、工夫を凝らした王朝の人々。「物」にこめられた平安の人々の心を解き明かす。