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はじめて楽しむ万葉集

角川ソフィア文庫 SP D−150−1

出版社名 角川学芸出版
出版年月 2012年9月
ISBNコード 978-4-04-405405-2
4-04-405405-3
税込価格 924円
頁数・縦 231P 15cm

商品内容

要旨

遙かなる万葉の言葉の時空に遊び、恋に身を焦がした人びとに想いを馳せる―。山上憶良、額田王、大伴家持などの数々の定番歌をはじめ、これまではあまり知られていなかった歌まで、珠玉の恋歌・望郷歌・四季折々の歌を多数紹介。わかりやすい解説とともに、瑞々しい情感を湛えた和歌の世界の豊かさ、美しさ、楽しさを味わう。思わず声に出して読み、暗誦したくなる歌に必ず出会える。身近で面白い「みんなの万葉集」宣言。

目次

第1章 我こそは告らめ家をも名をも
第2章 西の市にただひとり出でて
第3章 君待つと我が恋ひ居れば
第4章 心の中に恋ふるこのころ
第5章 朝影に我が身は成りぬ
第6章 萌え出づる春になりにけるかも
第7章 過ぐせど過ぎずなほ恋ひにけり
第8章 満ち盛りたる秋の香の良さ
第9章 我が父母は忘れせぬかも
第10章 奥山のあしびの花の今盛りなり

著者紹介

上野 誠 (ウエノ マコト)  
1960年、福岡県生まれ。国学院大学大学院文学研究科博士課程満期退学。博士(文学)。奈良大学文学部教授。第12回日本民俗学会研究奨励賞、第15回上代文学会賞、第7回角川財団学芸賞受賞。万葉文化論の立場から歴史学・民俗学・考古学などの研究を応用した『万葉集』の新しい読み方を提案。近年執筆したオペラの脚本も好評を博している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)