謡曲・狂言 日本の古典
角川ソフィア文庫 SP A−3−8 ビギナーズ・クラシックス
出版社名 | 角川学芸出版 |
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出版年月 | 2010年2月 |
ISBNコード |
978-4-04-407211-7
(4-04-407211-6) |
税込価格 | 901円 |
頁数・縦 | 314P 15cm |
商品内容
要旨 |
「高砂や、この浦舟に帆をあげて…」という有名な祝言のフレーズは謡曲「高砂」の一節。中世が生んだ伝統芸能、謡曲と狂言はどんな文学なのであろうか。謡曲の五番立から代表作の「高砂」「隅田川」「井筒」「敦盛」「鵺」を、狂言からは「末広かり」「千切木」「蟹山伏」を取り上げ、現代語訳で読む入門書。幽玄といわれる能と、コミカルな狂言を文学として味わい、演劇としての特徴をわかりやすく解説。 |
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目次 |
謡曲(高砂―能・初番目物(脇能) |
出版社・メーカーコメント
亡き愛人への慕情からふがいない夫への怒りまで。現代にも通じる情愛の舞台伊勢物語の舞台化や蟹の化物との出会いなど、謡曲・狂言でも変化に富む面白い代表作を取り上げ、現代語訳で紹介。現在劇との相違を視点に、演劇として中世から長く楽しまれてきたことが実感できる1冊。図版多数。