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伊勢神宮の衣食住

角川ソフィア文庫 SP367

出版社名 角川学芸出版
出版年月 2008年4月
ISBNコード 978-4-04-408301-4
4-04-408301-0
税込価格 776円
頁数・縦 252P 15cm

商品内容

要旨

全国10万の神社の総氏神、伊勢神宮。ここでは1300年の長きにわたって1年に千数百もの神事・祭儀が行われてきた。毎日朝夕毎に神饌が奉られ、特別に調製された御飯・御塩や乾鰹などが供される。今も和妙(絹)・荒妙(麻)が奉織され、20年に1度の式年遷宮では、社殿その他が新造され、神宝(調度品)などもすべて新しく調進される。これら衣食住にまつわる神宮の知られざる営みと信仰を、もと神宮禰宜の著者が描き出す。

目次

第1章 衣(天照大神の衣服
和妙と荒妙
和妙の奉織作業 ほか)
第2章 食(秘された神饌
神々の食堂―御饌殿
神様は一日二食 ほか)
第3章 住(唯一神明造の御本殿
遷宮はなぜ二十年
式年遷宮は時代を変える ほか)

おすすめコメント

もと神宮禰宜の著者が解き明かす、日本の総氏神、伊勢神宮の日々の営み。伊勢神宮では1500年の長きにわたり、1日も欠かさずに天照大神への奉斎が行われている。営々と伝えられてきたこれら神事・祭儀のすべてを体験した著者ならではの、衣食住にまつわる神宮の知られざる営みを描く。

著者紹介

矢野 憲一 (ヤノ ケンイチ)  
1938年、伊勢市に生まれる。國學院大學文学部日本史学科卒業。1962年伊勢神宮に奉職。神宮禰宜、神宮司庁文化部長、広報課長、神宮徴古館農業館館長などを歴任、2002年退職。現在、NPO法人五十鈴塾塾長。専門は神道文化史・民俗学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)