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道元入門

角川ソフィア文庫 SP G−11−1

出版社名 角川学芸出版
出版年月 2012年11月
ISBNコード 978-4-04-408906-1
4-04-408906-X
税込価格 880円
頁数・縦 222P 15cm

商品内容

要旨

貴族に生まれた道元は、朝廷と幕府の権力抗争のさなか13歳で仏門に入る。のち仏教界の乱れた風潮を憂い、真の仏祖を求めて中国へ。人生の師との出会い、厳しい修行を経て「只管打坐(ただひたすら坐禅すること)」に悟りを得る―。中国での僧たちとのやり取りを会話形式でわかりやすく紹介。激動の鎌倉期に武士をはじめ多くの信者を集め、坐禅を実践。『正法眼蔵』ほか多くの著作を遺した巨人の生涯や思想・現代的意義に迫る。

目次

第1章 道元の生涯(誕生から出家・修学
中国留学
帰郷 ほか)
第2章 道元の思想(ただ坐る―坐禅の仏法
真理を表現する―道得の仏法
遙かなる道を生きる―行持道環の仏法 ほか)
第3章 道元と現代(道元と葬式仏教
道元思想の現代的意義)

おすすめコメント

13歳で出家、24歳で中国に留学。「只管打坐(しかんたざ=ただひたすら坐禅すること)」に悟りを得て帰国し、正しい仏法を追い求め永平寺を開山。激動の鎌倉時代に禅を実践した日本思想史の巨人に迫る!

著者紹介

角田 泰隆 (ツノダ タイリュウ)  
1957年、長野県伊那市生まれ。大本山永平寺にて修行。駒澤大学大学院博士課程満期退学。曹洞宗宗学研究所主任、駒澤短期大学教授を経て、駒澤大学教授、伊那市常圓寺住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)