• 本

江戸化物草紙

角川ソフィア文庫 J112−1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2015年8月
ISBNコード 978-4-04-409489-8
4-04-409489-6
税込価格 1,188円
頁数・縦 397P 15cm

商品内容

要旨

江戸時代に絵本や漫画のはしりとなった。草双紙。洒落や風刺たっぷりに、当時の風俗をパロディで描いた。中でも幅広く人気を博したのが「化物」作品だ。豆腐小僧など妖怪キャラが続々登場する『夭怪着到牒』や、当代のベストセラー作家・十返舎一九と人気画家・歌川国芳の合作『化皮太皷伝』など、名品5作を収録。編者のユーモア溢れる解説と、物語を味わえる翻刻、豪華執筆陣のエッセイ付き。奥深い妖怪漫画の世界へようこそ。

目次

江戸化物草紙の妖怪画
化物草双紙の世界
夭怪着到牒
江戸化物の記号学
妖怪一年草
十返舎一九と化物絵本
化物の娵入
化物嫁入のフォークロア
信有奇怪会
野暮と化物は箱根の先
化皮太鼓伝
十返舎一九の多面性
翻刻
化け物たちの来し方行く末
化物嫁入絵の不思議
よみがえる草双紙の化け物たち

著者紹介

カバット,アダム (カバット,アダム)   Kabat,Adam
1954年米ニューヨーク市生まれ。1979年来日。東京大学大学院比較文学比較文化専攻課程修了。現在、武蔵大学教授。専攻は日本近世文学。独自の視点で江戸の妖怪や化物を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)