愚者のエンドロール
角川文庫 角川スニーカー文庫
出版社名 | 角川書店 |
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出版年月 | 2002年8月 |
ISBNコード |
978-4-04-427102-2
(4-04-427102-X) |
税込価格 | 616円 |
頁数・縦 | 254P 15cm |
書店レビュー
総合おすすめ度:
全1件
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古典部シリーズA
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おすすめ度
- 金沢ビーンズ (石川県金沢市)
未完のミステリー映画の結末探し。
探偵役を引き受けた奉太郎が少し可哀相である。それでも彼は何故笑えたのだろう。受け入れることができたのだろう。
本郷さんと千反田は似ている。多分、私とも似ている。ハッピーエンドが好きで、人が死ぬのは…。だから私は古典部シリーズが好きなのだろう。かなりほろ苦いですが、それは本書が「青春」ミステリなので致し方ありません。(高)(2009年8月12日)
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商品内容
要旨 |
「折木さん、わたしとても気になります」文化祭に出展するクラス製作の自主映画を観て千反田えるが呟いた。その映画のラストでは、廃屋の鍵のかかった密室で少年が腕を切り落とされ死んでいた。誰が彼を殺したのか?その方法は?だが、全てが明かされぬまま映画は尻切れとんぼで終わっていた。続きが気になる千反田は、仲間の折木奉太郎たちと共に結末探しに乗り出した!さわやかで、ちょっぴりほろ苦い青春ミステリの傑作。 |
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