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会計が動かす世界の歴史 なぜ「文字」より先に「簿記」が生まれたのか

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2019年2月
ISBNコード 978-4-04-604072-5
4-04-604072-6
税込価格 1,760円
頁数・縦 351P 19cm

商品内容

要旨

“お金”とは何か?私たちの財布に入っているお金には100円、1000円、10000円などの価値がつけられています。しかし、ただの金属、紙切れにすぎないものをなぜ高価だと信じているのでしょうか。貨幣や紙幣に込められた絶大な影響力―。その謎を解く手がかりは人類と会計の歴史のなかにあります。先人たちの歩みを「損得」という視点で紐解きながら「マネーの本質を知る旅」に出かけましょう。

目次

第1章 偉人とお金の意外な関係(“19世紀/イギリス”―シャーロック・ホームズの“金銭感覚”
“15世紀/イタリア”―ダ・ヴィンチの作品に深く関わった“会計学の父” ほか)
第2章 なぜ「文字」より先に「簿記」が生まれたのか(“約100万年前/アフリカ”―「貸し借りを把握するため」に進化したヒトの脳
“紀元前4000年ごろ”―最初の簿記は、メソポタミアの「駒」 ほか)
第3章 一国の運命をも翻弄する会計の力(“16世紀ごろ/スペイン”―「太陽の沈まない国」スペイン帝国はなぜ沈んだのか
“16〜17世紀/スペイン”―スペインがもたらした価格革命 ほか)
第4章 産業革命。そして、簿記から会計へ(“18〜19世紀/イギリス”―産業革命は、なかった?
“18世紀/イギリス”―産業革命はなぜ、イギリスだったのか? ほか)
第5章 これからの「おカネ」の話をしよう(“20〜21世紀/日本”―財務省が消費税を上げたがるワケ
“21世紀”―ビットコインが問いかける貨幣の本質 ほか)

おすすめコメント

人類の歩みを「損得(そんとく)」という視点から紐解く 革命、紛争、権力――。歴史の転換点でうごめく、「会計」の力とは? 世界史だけが知っている「おカネ」のリアル

著者紹介

ルートポート (ルートポート)  
会計史研究家、ブロガー。1985年、東京都生まれ。ブログ「デマこい!」を運営。「くらしの経済メディアMONEY PLUS」にて、「簿記の歴史物語」を連載中。また、コミックの原作者としても活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)