• 本

大学4年間の金融学が10時間でざっと学べる

角川文庫 う32−1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2020年2月
ISBNコード 978-4-04-604647-5
4-04-604647-3
税込価格 660円
頁数・縦 222P 15cm

商品内容

要旨

仮想通貨は、多くの利用者のそれぞれが帳簿を保有するので、日銀など1カ所に集中する決済システムより事故に強い(ビットコイン)。高い運用成績を目指すアクティブ運用は、日経平均のような指数に連動した運用に負けることが多い(アクティブ運用とパッシブ運用)。ドルのプット・オプションは、予め決めた価格で円に替えられる権利で、輸出企業が払う掛け捨て保険(オプション)―など、すぐに役立つ金融学の基本20項目の解説!

目次

金融とは?
第1部 金融入門(現在財同士の交換の貨幣
現在財と将来財の交換
リスクの変換:将来財同士の交換
銀行の役割
銀行の脆弱性)
第2部 ファイナンス入門(リスクとリターン
資産選択
債券利回りの決定
株価決定の基礎理論
効率的市場仮説
ファイナンス応用
金融資本市場のインフラ)
第3部 金融論応用(金融政策
非伝統的金融政策
国際金融の理論
国際金融の歴史
金融危機
金融危機後の金融規制監督政策
日本の金融
フィンテック)

おすすめコメント

東大経済学部の金融学を文庫で卒業!金融論の基本から最新の金融工学まで――。「経済の血液」ともいわれる金融を知れば、日本経済の健康状態がよく分かる! 東京大学経済学部で教えられている金融論をまとめた1冊。

著者紹介

植田 和男 (ウエダ カズオ)  
東京大学名誉教授。共立女子大学教授。1951年生まれ。74年、東京大学理学部卒業。80年、マサチューセッツ工科大学経済学博士。ブリティッシュコロンビア大学経済学部助教授、大阪大学経済学部助教授を経て、東京大学経済学部教授に。1998年―2005年、日本銀行政策委員会審議委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)