マスカレード・コンフィデンス 詐欺師は少女と仮面仕掛けの旅をする
MF文庫J た−16−01
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2023年11月 |
ISBNコード |
978-4-04-683075-3
(4-04-683075-1) |
税込価格 | 748円 |
頁数・縦 | 327P 15cm |
シリーズ名 | マスカレード・コンフィデンス |
商品内容
要旨 |
ライナス=クルーガー。詐欺師。見えない仮面を被って他人を演じ、手先と口先で金を稼ぐ。ある日、いつものように金持ちのカモを嵌めてやろうとしていた彼が出会ったのは―「あなた、嘘をついているでしょう」他人の魂を読んで操る左眼を持った少女、クロニカ。彼女はライナスの嘘を見抜き全財産も奪った挙句、一緒に旅をするよう脅迫する。彼女の鼻を明かすため、何より自身の金のため、様々な危機と困難が絶えない旅路を、詐欺師の手先と口先が迎え撃つ。旅の終着地で彼らを待ち受けるのは、クロニカの秘密と、詐欺師の隠していた真実で…?近代風異能ファンタジーロードムービー、ここに開演。 |
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出版社・メーカーコメント
嘘をつくときのコツを教えよう。真実のみを話すことだ。ライナス=クルーガー、詐欺師。今日もいつも通り馬鹿なカモを騙し、小切手を手中に収め、金を着実に積み上げていく……はずだった。あの紫水晶の瞳と出会い、魂を覗かれるまでは。「〈真理の義眼〉第二眼(セカンドアイ)。」人生を賭して積み上げてきた命よりも大事な金を人質にされたライナスは、その少女と旅を共にすることに。特別な力を持つ〈貴族〉のクロニカ。少女の1人旅は訳アリでないわけがなく、すぐに異常は訪れた。「騎士団」と呼ばれる〈残党貴族〉の組織に襲撃される2人。クロニカは狙われ、追われながらも旅をしたいのだと言う。奪われた金を取り戻すため、後戻りのできない道に足を踏み込んでいくライナスを待ち受けるものとは。虚構の少女と独りの詐欺師が歩む嘘と真実のファンタジー旅路録。