• 本

装いの王朝文化

角川選書 573

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2016年7月
ISBNコード 978-4-04-703575-1
4-04-703575-0
税込価格 1,760円
頁数・縦 187P 19cm

商品内容

要旨

王朝の人々は、TPOにあわせて変幻自在に衣服を使い分けていた。またそれは、『源氏物語』や『蜻蛉日記』などの作品のなかで、着用している様子が描かれるだけではなく、他人に贈ったり、わが子のために裁縫したりと、様々な場面を演出する記号として描かれてきた。そんな装束の記号性を頼りに古典作品を読み解き、新たな解釈を提示。古典の読み解きの楽しさを味わう。

目次

第1章 社会の呪縛と衣が語るもの
第2章 狩衣と恋が語るもの
第3章 直衣と普段着が語るもの
第4章 人物の衣が語るもの
第5章 時のなかの衣が語るもの
第6章 着替えの衣が語るもの
第7章 親子の衣が語るもの

おすすめコメント

衣服は、いつの時代も、着用している人物の位や性格など、様々な情報を示してきた。『源氏物語』『枕草子』などの作品の記述を手がかりに装束の記号性を読み解き、作品の新たな解釈と古典を読む楽しみを味わう! 目次 第一章 社会の呪縛と衣が語るもの 第二章 狩衣と恋が語るもの 第三章 直衣と普段着が語るもの 第四章 人物の衣が語るもの 第五章 時のなかの衣が語るもの 第六章 着替えの衣が語るもの 第七章 親子の衣が語るもの

著者紹介

川村 裕子 (カワムラ ユウコ)  
1956年東京都生まれ。武蔵野大学教授。立教大学大学院文学研究科日本文学専攻博士課程後期課程修了。博士(文学)。活水女子大学、新潟産業大学を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)