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織田家臣団の謎

角川選書 598

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2018年2月
ISBNコード 978-4-04-703639-0
4-04-703639-0
税込価格 1,870円
頁数・縦 305P 19cm

商品内容

要旨

信長の「能力主義」はどこからきたのか?それは、父・信秀から引き継いだ体制に理由があった。有力部将の多くは従属的ではなく、代々仕える譜代家臣が少なかった。そのため、重臣には戦闘動員力を持つ国人領主をあてざるをえなかった。能力や資質よりも門閥主義を選択したが、徐々に小身の側近たちを抜擢していった。信長が、自らの家臣団をどのようにして最強の軍団へと成長させていったのか、豊富な史料を使って検証する。

目次

第1章 前史としての父・信秀
第2章 信長の尾張統一
第3章 桶狭間の合戦と美濃・近江侵攻
第4章 織田家臣団の形成
第5章 方面軍ができるまで
第6章 方面軍司令官の時代

おすすめコメント

戦国の家臣団を一つの家系として捉え、史料の博捜して、通説を徹底的検証。 柴田勝家・羽柴秀吉・明智光秀ら諸将の系譜を詳細に分析。各軍団の特性を明らかにしつつ、父・信秀の時代から信長の死までの「織田家臣団の実態」を明らかにする。

著者紹介

菊地 浩之 (キクチ ヒロユキ)  
1963年北海道生まれ。國學院大學経済学部を卒業後、ソフトウェア会社に入社。勤務の傍ら、論文・著作を発表。専門は企業集団、企業系列の研究。2005‐06年、明治学院大学経済学部非常勤講師を兼務。06年、國學院大學博士(経済学)号を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)