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信長と家臣団の城

角川選書 633

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2020年3月
ISBNコード 978-4-04-703687-1
4-04-703687-0
税込価格 1,870円
頁数・縦 223P 19cm

商品内容

要旨

織豊系城郭にはそれまでの城にはない特徴がある。居城における石垣、瓦、礎石建物という三つの要素だ。そして、攻城戦においても、包囲戦という戦略で、敵の城の周囲に陣城と呼ばれる小規模ではあるが縄張り構造が極めてテクニカルな城を築き、周囲を封鎖するという戦法を用いた。縄張り研究、考古学、文献史学をもとに、織豊政権の居城と陣城の分析の研究をライフワークとしてきた著者の集大成となる一冊。

目次

第1章 信長の築城
第2章 安土城の構造
第3章 将軍の城と子息・一門の城
第4章 近江の支城網
第5章 信長家臣団の城
第6章 合戦と陣城
終章 信長の居城と陣城の意味するもの

おすすめコメント

居城と攻城戦の陣城から読み解く“信長の城”分析の決定版。織豊系城郭にはそれまでの城にはない石垣、瓦、礎石建物という三つの大きな特徴がある。そして、攻城戦においても、陣城を築き、周囲を封鎖する戦法を用いた。居城、陣城から読み解く“信長の城”分析の決定版。

著者紹介

中井 均 (ナカイ ヒトシ)  
1955年、大阪府生まれ。龍谷大学文学部史学科卒業。考古学者。滋賀県文化財保護協会、長浜城歴史博物館館長などを経て、滋賀県立大学人間文化学部地域文化学科教授。専門は中・近世城館遺跡、近世大名墓。NPO法人城郭遺産による街づくり協議会理事長、織豊期城郭研究会代表、大名墓研究会代表を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)