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家康と家臣団の城

角川選書 652

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2021年11月
ISBNコード 978-4-04-703704-5
4-04-703704-4
税込価格 2,090円
頁数・縦 315P 19cm

商品内容

要旨

家康自らが心血を注いで築いた城は極めて数が少ない。関ヶ原合戦後の築城はすべて天下普請。これらの城は、単体で所領を守ろうとした豊臣系の城とは異なり、全国各地に配置された城が互いに補い合うことを狙った築城だ。ここが織豊系の城と大きく異なる。家康が手掛けた代表的な城は浜松城と駿府城。近年の駿府城の発掘調査で家康の城の姿が見えてきた。家康とその家臣団、そして幕府がどのような城造りを目指したかを解き明かす。

目次

第1章 家康の築城
第2章 戦国大名徳川氏の城
第3章 天下普請の城
第4章 徳川家臣団の城
第5章 合戦と陣城
第6章 徳川政権の城

出版社・メーカーコメント

天下人の城分析「家康編」。居城と攻城戦の陣城両面から読み解く家康の城。徳川家康の居城とその一門、家臣団の築城を分析することにより、江戸幕府という長期政権の城郭政策を明らかする。秀吉政権との対決(戦)をベースにした攻城政策にも注目する。天下人の城分析「家康」編。

著者紹介

加藤 理文 (カトウ マサフミ)  
城郭研究家。1958年、静岡県生まれ。81年、駒澤大学文学部歴史学科卒業。2011年、広島大学にて学位(文学博士)取得。静岡県教育委員会などを経て、中学校教諭。公益財団法人日本城郭協会理事・学術委員会副委員長、織豊期城郭研究会共同代表、NPO法人城郭遺産による街づくり協議会監事を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)