家康の天下支配戦略 羽柴から松平へ
角川選書 668
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2023年10月 |
ISBNコード |
978-4-04-703724-3
(4-04-703724-9) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 229P 19cm |
商品内容
要旨 |
天下人となった家康が取り組むべき最大の課題。それは、8割を占める外様有力大名と安定した親密な関係を築くことであった。関ヶ原合戦から死去までの15年に、家康は20家を超える外様国持大名家と婚姻関係を結び、そのうちの有力者には松平苗字を授与した。それにより羽柴家当主・秀頼を孤立化させ、「羽柴から松平へ」と、新たな秩序を作り出すことになったのである。戦争を起こさずとも覇権を存続した、巧妙な政治戦略を克明に描き出す。 |
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目次 |
第1章 徳川家康の覇権確立(関ヶ原合戦時の大名配置 |
出版社・メーカーコメント
天下支配の確立のため、家康は外様有力大名をどのように統制したのか。旧主家の羽柴家が「天下人」候補として存続している中、家康は自身の天下支配を確立させるために、外様有力大名をどのように統制していったのか。羽柴家をどのように扱っていったのか。最新成果をもとに解き明かす。