• 本

決断力

角川oneテーマ21 C−95

出版社名 角川書店
出版年月 2005年7月
ISBNコード 978-4-04-710008-4
4-04-710008-0
税込価格 990円
頁数・縦 201P 18cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全3件

  • 天才棋士に学ぶ決断力で、勝つ頭脳に!

    天才と呼ばれている羽生氏も、あたためてきた新しい戦法を、ついに対戦で試し て失敗をしたというエピソートには、親しみを感じました。 この本を読んでみて、やはり決断力も集中力も、好きなことをやり続けていく中 で、培ってこられたのだということを感じました。 こんなに将棋が好きな羽生氏も、行き詰ったときは頭をからっぽにして、休息を とるとか。 こんなちょっとした習慣も、仕事のコツとして応用できそうな気がします。 将棋好きの人には必見の1冊です。

    (2006年4月27日)

  •  「決断力」という一つのテーマを挙げながらも、実際は将棋棋士羽生善治さんの箴言集に近い内容となっている。やはりその道で一家をなした方だけに、一つ一つの言葉には説得力がある。なかでも、才能は持続する情熱であるというくだりには感心の一手。自分の人生を振り返ってみると、このことは簡単なようでいて、実は誰にも出来ることではないとわかる。将棋界を背負って立つ著者の言葉は、将棋を知らない一般の読者にとっても、心に響くものがあるだろう。(のり)

    (2005年11月6日)

  • 羽生の強さの秘密とは!?

    天才将棋棋士、羽生善治が語る、「決断力」の極意とは?「決断とリスクはワンセットである」「欠点は裏返すと長所でもある」「直感の七割は正しい」など、興味深い話がたくさん載っています。自己啓発本としても最適です。ぜひ読んでみてください。

    (2005年10月11日)

他の書店レビューを見る

商品内容

要旨

天才棋士が初めて大公開!「決断力」「集中力」の極意!「勝つ頭脳」は、こうして決断する。

目次

第1章 勝機は誰にもある(勝負の土壇場では、精神力が勝敗を分ける
勝負どころではごちゃごちゃ考えるな。単純に、簡単に考えろ! ほか)
第2章 直感の七割は正しい(プロの棋士でも、十手先の局面を想定することはできない
データや前例に頼ると、自分の力で必死に閃こうとしなくなる ほか)
第3章 勝負に生かす「集中力」(深い集中力は、海に深く潜るステップと同じように得られる
集中力を発揮するには、頭の中に空白の時間をつくることも必要である ほか)
第4章 「選ぶ」情報、「捨てる」情報(パソコンで勉強したからといって、将棋は強くなれない
最先端の将棋を避けると、勝負から逃げることになってしまう ほか)
第5章 才能とは、継続できる情熱である(才能とは、同じ情熱、気力、モチベーションを持続することである
子どもは「できた!」という喜びが、次の目標へのエネルギー源になる ほか)

おすすめコメント

現役最強の棋士が明かす決断と集中の極意。「直感の七割は正しい」「危険でも、単純で簡単な方を選ぶ」「ミスの面白い法則」など、「勝つ頭脳」の勝負術を余すところなく披露!

著者紹介

羽生 善治 (ハブ ヨシハル)  
1970年、埼玉県生まれ。棋士。小学6年生で二上達也九段に師事し、プロ棋士養成機関の奨励会に入会。奨励会の6級から三段までを3年間でスピード通過。中学3年生で四段。中学生のプロ棋士は加藤一二三、谷川浩司以来。89年、19歳で初タイトルの竜王位を獲得する。その後、破竹の勢いでタイトル戦を勝ち抜き、94年、九段に昇段する。96年、王将位を獲得し、名人、竜王、棋聖、王位、王座、棋王と合わせて「七大タイトル」全てを独占。「将棋界始まって以来の七冠達成」として日本中の話題となる。タイトル戦登場75回、タイトル獲得合計60期。棋風はオールラウンドで幅広い戦法を使いこなし、終盤に繰り出す妙手は「羽生マジック」と呼ばれ多くのファンを魅了している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)