賑わいを創出する図書館 開館9ヶ月半で来館者100万人を達成した「みんなの森ぎふメディアコスモス」の冒険
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2025年6月 |
ISBNコード |
978-4-04-811527-8
(4-04-811527-8) |
税込価格 | 2,420円 |
頁数・縦 | 296P 19cm |
商品内容
要旨 |
「年間来場者を15万人から100万人に伸ばせ」無理難題とも思えるハードルをクリアし、Library of the Year 2022大賞を受賞した「みんなの森 ぎふメディアコスモス」。元館長本人が今、自ら明かす工夫と苦闘の過程。空間 資料 職員 利用者 生まれ変わる4要素。利用者数を伸ばした運営方針と豊富なアイデアの具体例。 |
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目次 |
第1章 岐阜をめざして |
出版社・メーカーコメント
【大きな環境変化の中にある公共図書館。創造、共創を経てどのような改革がなされ「成功事例」が生み出されたのか、具体的なエピソードと共に明らかにする】この図書館がなぜ『賑わいのある図書館』の旗を掲げて動き出して行ったのかをできる限り、そのプロセスとともに書いたつもりである。(略)公共図書館は大きな環境変化の中にいる。非正規雇用職員の増加や指定管理者への委託も目立つ。中央図書館から始まった改革が図書館を含めた複合文化施設全体にまで浸透し、メディアコスモスが、まちや人々との関係性にどのような影響やイメージを与え続けて来たのかについても後半で述べる。中心市街地の賑わいにどのような役割を図書館が果たせるかは、これからも全国各地の市町村の大きな課題であり期待でもあるので、私たちの取り組みが、何かの励ましや役に立つことができればということは私の願いでもある。(略)では、今も年間130万人もの来館者を数える賑やかで楽しい図書館は、どうやって生み出されて来たのか。ものがたりを語り始めて行こう。(本書「はじめに」より)