• 本

未来のサイズ

出版社名 角川文化振興財団
出版年月 2020年9月
ISBNコード 978-4-04-884381-2
4-04-884381-8
税込価格 1,540円
頁数・縦 181P 20cm

商品内容

文学賞情報

2021年 第36回 詩歌文学館賞・短歌部門受賞
2021年 第55回 迢空賞受賞

要旨

子どもを育てることは時代と社会に直面していくことだった。何気ない日常にこぼれ落ちる奇跡のような瞬間を切り取った歌の数々は、短歌という定型だからこそ獲得できた、三十一文字の箴言集ともいえる。未来への希望をつかんで放さない、俵万智の真髄がここに。

目次

1 2020年(今日は火曜日)
2 2013年〜2016年(アコークロー
夏はそこまで
訃報
未来を汚す
海辺のキャンプ
台風の指
地面はいいなあ
寅さんだったら
しかたないさ!)
3 2016年〜2019年(未来のサイズ
冷や汁
いただきます
コペルの時間
沈黙の川
新品の夏
空と口づけ
アビー・ロードに
友のいる場所
待合室
屋久島
みんな「いいね」リズム
愛はいつでも
我が「ラ・ラ・ランド」)

出版社・メーカーコメント

制服は未来のサイズ入学のどの子もどの子も未来着ている31文字のアフォリズム集。俵万智の新たな旅立ち。

著者紹介

俵 万智 (タワラ マチ)  
1962年、大阪府生まれ。85年、早稲田大学第一文学部卒業。86年、「八月の朝」50首で第32回角川短歌賞を受賞。87年、第1歌集『サラダ記念日』を刊行、翌年同歌集で第32回現代歌人協会賞を受賞。96年より読売歌壇選者を務める。歌集に『プーさんの鼻』(第11回若山牧水賞)『オレがマリオ』など。評論に『愛する源氏物語』(第14回紫式部文学賞)『牧水の恋』(第29回宮日出版文化賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)