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この世の息 歌人・河野裕子論

出版社名 角川文化振興財団
出版年月 2020年12月
ISBNコード 978-4-04-884387-4
4-04-884387-7
税込価格 2,750円
頁数・縦 251P 20cm

商品内容

要旨

河野裕子のもとで歌を学んだ最後の歌人が、六十四年の生涯に残した河野の十五冊の歌集を丁寧に読み込み、自在に変化してゆく詠風と、変わらぬ歌への強い愛情、そして歌に懸けた強い意志に迫った論考集。没後十年記念出版。

目次

第1章 『森のやうに獣のやうに』
第2章 『ひるがほ』『桜森』
第3章 『はやりを』『紅』
第4章 『歳月』『体力』『家』
第5章 『歩く』『日付のある歌』『季の栞』『庭』
第6章 『母系』『葦舟』『蝉声』
特別論考 「この世のからだ」

出版社・メーカーコメント

没後十年、今も愛され続ける河野裕子が残した十五冊の歌集を読み解く論考河野裕子のもとで歌を学んだ最後の歌人・大森静佳が、六十四年の生涯に残した河野の十五冊の歌集を丁寧に読み込み、自在に変化してゆく詠風と、変わらぬ歌への強い愛情、そして歌に懸けた強い意志に迫った論考集

著者紹介

大森 静佳 (オオモリ シズカ)  
1989年岡山県生まれ。2009年「塔」短歌会と「京大短歌」に入会。2010年「硝子の駒」50首により第56回角川短歌賞受賞。2013年第1歌集『てのひらを燃やす』刊行、第39回現代歌人集会賞受賞。2014年同歌集で第20回日本歌人クラブ新人賞、第58回現代歌人協会賞受賞。2019年同歌集で第12回日本一行詩大賞を受賞。現在、「塔」編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)