• 本

月だけが、私のしていることを見おろしていた。

メディアワークス文庫 な3−1

出版社名 アスキー・メディアワークス
出版年月 2012年2月
ISBNコード 978-4-04-886474-9
4-04-886474-2
税込価格 649円
頁数・縦 325P 15cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 実にメディアワークス文庫らしい作品

    何らかの賞を受賞してデビューする作品は、考えに考えられ応募されそれが数多の作品の中から選ばれているのだから良い作品でないわけがない。しかもそれが信じられないくらい応募数の多い電撃小説大賞ならば尚更である。出版にあたりブラッシュアップも相当されているだろう読みやすくて読後感がよい。あらすじや概要を読んで少しでも引っ掛かるものがあれば、是非読んでほしい。MW文庫公式HPで試し読みが出来ます。

    (2012年3月4日)

商品内容

要旨

高学歴、高年齢、高層マンション住まいの3K女・二宮咲子は、元彼の御厨に未練たらたらの日々を送っていた。週末の友人の結婚式で御厨と奥さんに再会することを悩む咲子は、占い師に一週間で出会いがないと一生独身と宣言されてしまい…。そんな彼女には、誰にも言えない楽しみがあった。それは、年下青年の住むぼろアパートを中古の天体望遠鏡で覗くこと。今の彼女の心を暖めてくれるのは、月夜に望遠鏡を通して知り合った青年・瑞樹との交流しかなくて―。第18回電撃小説大賞“メディアワークス文庫賞”受賞作。

著者紹介

成田 名璃子 (ナリタ ナリコ)  
ライトノベル作家。青森県生まれ。フリーのコピーライターも兼業。『月だけが、私のしていることを見おろしていた。』で、第18回電撃小説大賞“メディアワークス文庫賞”受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)