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神神化身 春惜月の回想 1

出版社名 ドワンゴ
出版年月 2021年3月
ISBNコード 978-4-04-893078-9
4-04-893078-8
税込価格 1,430円
頁数・縦 332P 19cm

商品内容

要旨

名探偵・皋所縁に解決不可能な事件はない。たとえ起きた悲劇の後始末しか出来ないとしても、自分のやっていることには意味がある。なによりも人間の可能性を信じている。その思いが、彼を動かしていた。しかし、皋所縁はとある事件をきっかけに探偵を辞めた。(「線上の十三階段」)他、全6話を収録。奇縁・約束・代償―。これは6人の青年がそれぞれの“宿命”と出会い、対峙するまでの物語。

出版社・メーカーコメント

「叶う願いが願いなものか」。斜線堂有紀が描く「カミ」と青年達の幻想奇譚’“才能と業”に翻弄される探偵、小説家そして怪盗。“永遠と刹那”を生きる幼馴染3人組。それぞれが“宿命”に招かれたとき、物語の歯車が回り出す。斜線堂有紀が描く「カミ」と青年達の幻想奇譚、ここに開幕。

著者紹介

斜線堂 有紀 (シャセンドウ ユウキ)  
小説家。2017年に『キネマ探偵カレイドミステリー』(メディアワークス文庫)でデビュー。ミステリ的な仕掛けを駆使し切実な情感と関係性を描く作品を繰り出し、新進気鋭の作家として注目を浴びている。2020年『楽園とは探偵の不在なり』(早川書房)を上梓し、『ミステリが読みたい!2021年版』国内篇で2位を獲得するなど高い評価を受けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)