• 本

滅びの季節に《花》と《獣》は 下

電撃文庫 3383

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2018年4月
ISBNコード 978-4-04-893788-7
4-04-893788-X
税込価格 737円
頁数・縦 345P 15cm
シリーズ名 滅びの季節に《花》と《獣》は

商品内容

要旨

―それは、永久の別れなのか。“天子”の襲来からスラガヤを護り抜いた末、“銀紋”の力を使い果たした二人。肉体は限界を迎え、“貪食の君”は深き眠りに就く。もう一度クロアを抱きしめたいという、淡く切なる願いと共に。独り取り残されたクロアは、朽ち滅びた地下街エルラムで、“銀紋”を持たない謎の集団に囚われていた。一方スラガヤでは、クロアを聖女の再来と謳うリリアン教が街の変革に動き出す。滅び行く世界の歩みは、もはや止める術もない。しかし二人に待ち受ける過酷な運命は、古き二つの記憶を呼び起こす。かつて一人の青年が手にした幸福と悔恨、一人の少女が残した想いと希望。その果てに、三百年の月日を超えた一つの奇蹟が蘇る。異形なる恋物語、その結末は。

おすすめコメント

少女と獣の想いは《天》を穿つ。異形なる恋物語、完結編。 《天子》の襲来からスラガヤを護り抜こうとしたクロアと《貪食の君》。そして待ち受けるのは二人を引き裂く過酷な運命と、三百年の月日を超えて甦った一つの奇蹟。異形なる恋物語、その結末は――。

著者紹介

新 八角 (アタラシ ヤスミ)  
第22回電撃小説大賞“銀賞”受賞作『血翼王亡命譚』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)