商品内容
要旨 |
これから破滅する人間を好きになってしまう特異体質な“死神”こと、日比野明日香に見初められてからひと月。死神のそばにいる者は漏れなく“破滅”を迎える―はずが、雨ケ崎誠也は、死神の助言によって数々の災難を回避してきた。だが、仮初の平和を打ち破るように起きた演劇部の倉庫全焼事件。なぜか部員から恨みを買った雨ケ崎は、この事件の裏に潜む不穏な気配を感じとる。クラスメイトたちの秘密、死神の呪い、そして日比野を狙う邪悪な存在―。「偽りの感情だとしても、アナタが好きなので。私が、破滅させない」遠ざけようとしても自分から離れない日比野と共に、破滅の渦へ巻きこまれていく。 |
---|
おすすめコメント
『ただ、それだけでよかったんです』著者が放つ、絶体絶命の青春ミステリ。 これから不幸になる人間を好きになる、死神な美少女 ・日比野の力を借りて、雨ケ崎は不幸を回避。だが突如起こった演劇部全焼事件、そこには二人を狙う黒い影が潜んでいた。仮初の平和を打ち破る≪破滅≫が迫る。