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後宮食医の薬膳帖 廃姫は毒を喰らいて薬となす

メディアワークス文庫 ゆ5−2

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2023年7月
ISBNコード 978-4-04-914983-8
4-04-914983-4
税込価格 770円
頁数・縦 316P 15cm
シリーズ名 後宮食医の薬膳帖

商品内容

要旨

あらゆる毒を解す食医の中華後宮ファンタジー。暴虐な先帝の死後、帝国・剋の後宮は毒疫に覆われた。毒疫を唯一治療できるのは、特別な食医・慧玲。あらゆる毒を解す白澤一族最後の末裔であり、先帝の廃姫だった。処刑を免れる代わりに、慧玲は後宮食医として、貴妃達の治療を命じられる。鱗が生える側妃、脚に梅の花が咲く妃嬪…先帝の呪いと恐れられ、典医さえも匙を投げる奇病を次々と治していき―。だが、謎めいた美貌の風水師・鴆との出会いから、慧玲は不審な最期を遂げた父の死の真相に迫ることに。

出版社・メーカーコメント

毒から薬膳を作りだす特別な食医の少女は、運命の出会いで道を切り拓く。暴虐を尽くした先帝の廃姫・慧玲は、死罪を免れるかわりに、母親から継承した医術で国を襲う奇病「毒疫」の治療すを命じられる。毒を駆使する食医となった慧玲だったが、暗殺者・鴆との出会いが運命を変えていく。

著者紹介

夢見里 龍 (ユメミシ リュウ)  
第26回電撃小説大賞で最終候補作となった『死者殺しのメメント・モリア』(メディアワークス文庫)でデビュー。美しく陶酔感のある世界観と繊細な筆致で人気を呼ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)