• 本

存在の耐えられない愛おしさ

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2024年6月
ISBNコード 978-4-04-915779-6
4-04-915779-9
税込価格 1,650円
頁数・縦 238P 19cm

商品内容

要旨

X(旧Twitter)で910万人が見た「パパと私」著者、待望のデビュー作!創作大賞2023(note主催)“メディアワークス文庫賞”受賞。

目次

パパと私
ご挨拶
わたし
ごめんなさいの代わりに
ブタニク
山男とじょっぱり女、ときどき、あやしい孫
日光とガソリンと女友達
110万円の給湯器を買いそうになりました
箱根とスイッチバックと女友達
「モデルさん」になんかならない
役者になろう
T氏
宇宙の真理
バケモン
一切は過ぎていきます
「いいひと」とは
諸行の味
観測する

出版社・メーカーコメント

伊藤亜和−−彼女はいったい“何者”なのか。父の日にぽつりと投稿されたnoteの記事「パパと私」がX上で瞬く間に話題となり、著名人の目に留まった彼女。彼女の淡々とした語り口で紡がれる物事の数々は、我々の世界の解像度を少しだけクリアにしてくれる。彼女のフィルターを通して見えている世界を体感し、彼女の一端に触れることが出来る、家族、他人、愛にまつわる珠玉のデビュー作!===私の努力で報われたことなどなにもない。だからせめて、この1冊目は愛してくれた貴方たちに捧げます。私を信じてくれてありがとう。互いの愛おしさに耐えられなかった私たちへ、言いそびれてしまったことが全て届きますように。(「はじめに」より)

著者紹介

伊藤 亜和 (イトウ アワ)  
文筆家。1996年横浜市生まれ。学習院大学文学部フランス語圏文化学科卒業。本書にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)