あのとき育てていただいた黒猫です。
電撃文庫 4358
出版社名 | KADOKAWA |
---|---|
出版年月 | 2025年8月 |
ISBNコード |
978-4-04-916346-9
(4-04-916346-2) |
税込価格 | 792円 |
頁数・縦 | 293P 15cm |
商品内容
要旨 |
ある日、一匹の黒いオス猫が天寿を全うし、飼い主の腕の中で息を引き取りました。しかしその直前、黒猫はあることに気が付きます。『―僕は、何も返せてないじゃないか!!』優しくしてくれて、甘やかしてくれて、たくさんの時間を一緒に過ごしてくれた飼い主・瑠璃香に何もお返しできていないことに思い至り、悔やんで悔やんで、でもだんだんと力が抜けていって―気が付くと妖怪・猫又となっていました。妖怪が人間と交流するなら人間の姿にならないと…そこで変化を試みるも妖力が足りず、幼い男の子の姿が精一杯。しかし元黒猫・テトは全速力で走ります。二年が経ち少しだけお姉さんになった瑠璃香のもとへ―今度こそ、恩返しをするために。 |
---|
出版社・メーカーコメント
ある日、一匹の黒い雄猫が天寿を全うし、飼い主の腕の中で息を引き取りました。しかしその直前、黒猫はあることに気が付きます。「−−僕は、何も返せてないじゃないか!!」 優しくしてくれて、甘やかしてくれて、たくさんの時間を一緒に過ごしてくれた飼い主・瑠璃香に何もお返しできていないことに思い至り、悔やんで悔やんで、でもだんだんと力が抜けていって−−。気がつくと二年の月日が経ち、妖怪−−猫又となっていました。妖怪が人間を訪れるなら人間になるべき……変化を試みるも妖力が足りず幼い男の子の姿が精一杯。しかし元黒猫・テトは全速力で走ります。二年が経ち少しだけお姉さんになった瑠璃香のもとへ−−今度こそ、恩返しをするために。