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菊と刀 日本文化の型

講談社学術文庫 1708

出版社名 講談社
出版年月 2005年5月
ISBNコード 978-4-06-159708-2
4-06-159708-6
税込価格 1,551円
頁数・縦 423P 15cm

商品内容

要旨

第二次大戦中の米国戦時情報局による日本研究をもとに執筆され、後の日本人論の源流となった不朽の書。日本人の行動や文化の分析からその背後にある独特な思考や気質を解明、日本人特有の複雑な性格と特徴を鮮やかに浮き彫りにする。“菊の優美と刀の殺伐”に象徴される日本文化の型を探り当て、その本質を批判的かつ深く洞察した、第一級の日本人論。

目次

研究課題―日本
戦争中の日本人
「各々其ノ所ヲ得」
明治維新
過去と世間に負目を負う者
万分の一の恩返し
「義理ほどつらいものはない」
汚名をすすぐ
人情の世界
徳のジレンマ
修養
子供は学ぶ
降伏後の日本人

出版社・メーカーコメント

菊の優美と刀の殺伐。今も輝く不朽の日本論日本人の精神生活と文化を通し、その行動の根底にある独特な思考と気質を抉剔。「恥の文化」を鋭く分析し、日本人とは何者なのかを鮮やかに書き出した古典的名著

著者紹介

ベネディクト,ルース (ベネディクト,ルース)   Benedict,Ruth
1887〜1948。ヴァッサー・コレッジ、コロンビア大学卒。同大講師および助教授、客員教授を歴任。専攻は文化人類学。アン・シングルトンのペンネームで、詩人としての顔も持つ
長谷川 松治 (ハセガワ マツジ)  
1911〜98。東北大学法文学部卒。東北大学名誉教授、東北学院大学名誉教授。専攻は言語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)