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紫禁城の栄光 明・清全史

講談社学術文庫 1784

出版社名 講談社
出版年月 2006年10月
ISBNコード 978-4-06-159784-6
4-06-159784-1
税込価格 1,386円
頁数・縦 349P 15cm

商品内容

要旨

偉容を誇る中華皇帝の王城=紫禁城は、モンゴル人が建設し、満洲人が遺したものである。遊牧帝国と農耕帝国の合体が生み出した巨大な多民族国家・中国。漢人たちが漢文化を育んだ二大河の流域「シナ」は、満洲・モンゴル・チベット・新疆の周辺をどのように統一したのか?十四世紀後半の元の北帰と明の興起から、清の落日が始まる十九世紀初頭まで、アジア激動の四五〇年を描く。

目次

中国とシナ
乞食から皇帝へ
北京の紫禁城
元朝はほろびず
大ハーンと大ラマ
日本国王
大元伝国の璽
北京の四十日
国姓爺合戦
康煕大帝
草原の英雄
ポタラの宮殿
大義覚迷録
十全老人
揚州の画舫
紫禁城の夕陽

出版社・メーカーコメント

14~19世紀、東アジアに君臨した2帝国遊牧帝国と農耕帝国の合体が生み出した巨大な多民族国家・中国。政治改革、安定した交易網、度重なる戦争……。シナが中国へと発展する450年の歴史を活写する

著者紹介

岡田 英弘 (オカダ ヒデヒロ)  
1931年生まれ。1953年東京大学文学部卒業。1957年『満文老档』の研究で日本学士院賞受賞。1966年東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所助教授就任、73年同教授、93年定年退職。現在東京外国語大学名誉教授、東洋文庫研究員
神田 信夫 (カンダ ノブオ)  
1921‐2003年。1943年東京大学文学部卒業。1957年『満文老档』の研究で日本学士院賞受賞。東京大学文学部助手を経て、1949年明治大学文学部助教授就任、56年同教授。92年定年退職、明治大学名誉教授、東方学会会長、東洋文庫研究員
松村 潤 (マツムラ ジュン)  
1924年生まれ。1953年東京大学文学部卒業。1957年『満文老档』の研究で日本学士院賞受賞。1962年日本大学助教授就任、70年同教授、94年定年退職。現在日本大学名誉教授、東洋文庫研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)