• 本

戦争と天災のあいだ 記録の改竄、記憶の捏造に抗して

《道新フォーラム》現代への視点~歴史から学び、伝えるもの

出版社名 講談社
出版年月 2012年11月
ISBNコード 978-4-06-218083-2
4-06-218083-9
税込価格 1,430円
頁数・縦 173P 19cm

商品内容

要旨

大震災はこの国の社会システムの欠陥を白日の下にさらけだした。それは60年以上前に克服したはずのものだったのに。反省と新たな決意!「“道新フォーラム”現代への視点―歴史から学び、伝えるもの」の活字化第1弾。

目次

歴史の因と果を考える(きょうのメインテーマは…
地震と台風
たとえ出し遅れの証文であろうとも ほか)
東アジアの平和に向けて―日韓関係を中心に(ゴーギャンの絵
Forgotten War
地上戦での死 ほか)
二十代と考える戦争と大震災(大本営発表と情報開示
人びとの無意識
「情理を尽くす」ということ ほか)

出版社
商品紹介

大震災はこの国の社会システムの欠陥を白日の下にさらけだした。それは67年前に克服したはずのものだったのに。反省と新たな決意。

おすすめコメント

北海道新聞では保阪正康さんの監修のもと、「道新フォーラム~現代への視点~歴史から学び、伝えるもの」という企画を2009年から毎年、発信しつづけています。これまでに半藤一利、立花隆、澤地久枝、姜尚中の各氏が講演し、聴衆と活発な討論を続けてきました(なお、ことしは香山リカさんが登場します)。本書はその活字化の第1弾として2011年のフォーラム「20代と考える戦争と大震災」 をお届けするものです。

著者紹介

保阪 正康 (ホサカ マサヤス)  
1939年、札幌市生まれ。同志社大学文学部卒業。ノンフィクション作家。「昭和史を語り継ぐ会」主宰。昭和史の実証的研究を志し、延べ400人もの関係者たちに取材してその肉声を記録してきた。個人誌『昭和史講座』を中心とする一連の研究で、第52回菊池寛賞を受賞
姜 尚中 (カン サンジュン)  
1950年、熊本県熊本市生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。旧西ドイツ、エアランゲン大学に留学の後、国際基督教大学などを経て、東京大学大学院情報学環・学際情報学府教授。東京大学現代韓国研究センター長。専攻は政治学、政治思想史。テレビ・新聞・雑誌などで幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)