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制御工学の考え方 産業革命は「制御」からはじまった

ブルーバックス B−1396

出版社名 講談社
出版年月 2002年12月
ISBNコード 978-4-06-257396-2
4-06-257396-2
税込価格 1,100円
頁数・縦 237P 18cm

商品内容

要旨

必要なとき、必要なだけ、その力を取り出せて機械は、はじめてものの役に立つ。制御対象の状態を目標に「合わせる」、その状態を「保つ」、そのために使うエネルギーをできるだけ「省く」という、制御の考え方と実際の方法をやさしく解説する。

目次

第1章 「制御」の誕生
第2章 制御とは何か
第3章 森羅万象に宿るダイナミックス
第4章 ロボットアームに絵を描かせる
第5章 商品価値を高める制御
第6章 重厚長大から微細濃密まで
第7章 ロボットの進化
第8章 広がる制御のフロンティア

出版社・メーカーコメント

ワットの調速器からヒト型ロボット制御まで急ブレーキをかけても車のコントロールを失わないためのシステムに「制御」はどう活かされているかなど、さまざまな分野の制御の考え方と手法をやさしく解説する

著者紹介

木村 英紀 (キムラ ヒデノリ)  
工学博士。1965年東京大学工学部計数工学科卒業。70年、同大学大学院工学系研究科博士課程修了。大阪大学基礎工学部助手、講師、助教授、教授を経て、95年〜99年、東京大学大学院工学系研究科教授。99年より同大学院新領域創成科学研究科・複雑理工学専攻・教授。併せて、01年より理化学研究所・生物制御システム研究チームのリーダー、02年より(社)計測自動制御学会会長も務める。84年、90年度国際自動制御連盟論文賞、85年、IEEE(アメリカ電気電子学会)制御システム部門ジョージ・アクセルビー賞他、国内外で多数の賞を受賞。90年よりIEEEフェロー会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)