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阿弥陀聖空也 念仏を始めた平安僧

講談社選書メチエ 285

出版社名 講談社
出版年月 2003年11月
ISBNコード 978-4-06-258285-8
4-06-258285-6
税込価格 1,760円
頁数・縦 246P 19cm

商品内容

要旨

いかなる凡夫愚人も、ただ「南無阿弥陀仏」と唱えるだけで極楽往生できる―。法然の浄土宗より二〇〇年の昔、ただ一人市中に遊行し、この「一念往生」の思想を実践した空也。「捨ててこそ」の一念に貫かれた彼の思想と行動、その本質とは。浄土教の歴史を塗り替える、初の本格的「空也」伝。

目次

1 念仏の祖師の開いた安心の道
2 謎の出生と遍歴修行
3 阿弥陀聖の念仏唱導
4 東山道場の仏事
5 入滅とその後
6 心に所縁なし―空也念仏の風光とその思想

出版社
商品紹介

法然より200年早く念仏による庶民救済を説き、初めて「上人」と呼ばれた平安の僧空也。生誕1100年の今、その謎に満ちた生涯と思想の神髄が明らかに。

出版社・メーカーコメント

日本人に念仏の救いを初めて説いた「市聖」法然より二百年早く念仏による庶民救済を説き、初めて「上人」と呼ばれた平安の僧空也。生誕千百年の今、その謎に満ちた生涯と思想の神髄が初めて明らかになる。

著者紹介

石井 義長 (イシイ ヨシナガ)  
1932年東京都生まれ。東京大学法学部卒業後、NHK入社。経営企画室主管などを経て退職後、東洋大学大学院博士課程修了。文学博士。専攻は中世仏教学。東洋大学文学部非常勤講師を経て、現在、仏教文化研究所研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)