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なぜヒラリー・クリントンを大統領にしないのか?

講談社+α新書 709−1C

出版社名 講談社
出版年月 2015年11月
ISBNコード 978-4-06-272914-7
4-06-272914-8
税込価格 968円
頁数・縦 206P 18cm

商品内容

要旨

口先では女性を立てても結局は「男性社会」のアメリカ!グローバルパワー低下、内なる分断、ジェンダー対立、在NY40年のジャーナリストが大混戦の選挙を読み解く!

目次

第1章 真夏の異変
第2章 愛されないヒラリー
第3章 反体制の扇動者とダークホース
第4章 日本人の知らないアメリカ大統領選挙
第5章 テレビ討論の時代
第6章 ストラテジストとネガティブ・キャンペーン
第7章 新しい大統領の下での難しい選択
第8章 日本はどうする?

おすすめコメント

ニューヨーク在住40年を超えるジャーナリストである著者は、その期間を通して誰よりも詳しくアメリカ大統領選挙をウォッチし続け、また時に関与してきました。選挙人選挙方式であるとはいえ、限りなく直接選挙に近い形で「自分たちの手でリーダーを選ぶ」大統領選挙を勝ち抜けるのは、1.強烈なエゴを持ち、2.ファンドレイジングができ、3.雄弁家であり、4.体力があり、5.効果的な戦略と戦術を立てることができ、6.ライバルとの「ラベル貼り」競争を突破する精神力と雄弁さを兼ね備え、7.マイノリティの支持を取り付けることのできる人物だけだ、と著者は言います。2016年大統領選挙の大本命・民主党のヒラリー・クリントンは、国務長官時代のプライベートメール問題、クリントンファンド問題を乗り越え、「ヒラリー・ヘイター」たちに足元を掬われることなく、女性初の米大統領の座に就けるのか。暴言を連発する共和党のドナルド・トランプが対抗馬になるのか、ジェブ・ブッシュが党内レースを勝ち抜き、ブッシュ家vs.クリントン家の闘いを再び繰り広げるのか。ヒラリーにフォーカスしながら、日本人の知らない大統領選挙の真実、現地のダイナミズムを伝えつつ、安保法案に揺れた日本の行く末をも左右する一大イベントの読み解き方を語ります。

著者紹介

佐藤 則男 (サトウ ノリオ)  
早稲田大学を卒業し、1971年に朝日新聞英字紙Asahi Evening News(現International Herald Tribune/The Asahi Shimbun)入社。その後、TDK本社勤務、ニューヨーク勤務を経て、1983年国際連合予算局に勤務。のちに国連事務総長に就任するコフィ・アナン氏の下で働く。1985年、パートナーと国際ビジネスコンサルティング会社、Strategic Planners International,Inc.,ニューヨーク州法人を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)