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レヴィ=ストロース 構造 新装版

現代思想の冒険者たちSelect

出版社名 講談社
出版年月 2003年6月
ISBNコード 978-4-06-274352-5
4-06-274352-3
税込価格 1,650円
頁数・縦 341P 19cm

商品内容

要旨

レヴィ=ストロース自身の定義によれば、「“構造”とは、要素と要素間の関係とからなる全体であって、この関係は一連の変形過程を通じて不変の特性を保持する」。具体例で言いかえれば、たとえば人間の顔は、現存する人の数と同じだけ多様な変化をみせながら、目・鼻・耳・口などの要素間の関係としては常に「顔」でありつづける。その事実こそ、“構造”の端的な例と言えるだろう。

目次

構造主義のエシックス
歴史の影のなかで
声とインセスト
旅の終わり
神話と詩のあいだに
幻想から思考へ
新石器のビルドゥングスロマン(南半球の森から
北半球への旅)
「構造」の軌跡

出版社
商品紹介

哲学から人類学に転じ、構造言語学の考え方を導入して不滅の業績を刻んだレヴィ=ストロース。実在主義を批判し新時代を切り拓いた半生のドラマと思想形成を辿る。

出版社・メーカーコメント

偉大な出発としての構造主義が成立するまで哲学から人類学に転じ、構造言語学の考え方を導入して不滅の業績を刻んだレヴィ=ストロース。実在主義を批判し新時代を切り拓いた半生のドラマと思想形成を辿る

著者紹介

渡辺 公三 (ワタナベ コウゾウ)  
1949年生まれ。東京大学大学院修士課程修了。専攻は、文化人類学。国立音楽大学助教授を経て、現在、立命館大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)