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あの子の考えることは変

講談社文庫 も48−3

出版社名 講談社
出版年月 2013年6月
ISBNコード 978-4-06-277551-9
4-06-277551-4
税込価格 472円
頁数・縦 166P 15cm

商品内容

要旨

Gカップ「おっぱい」をアイデンティティとする23歳フリーター・巡谷。アパートの同居人は、「自分は臭い」と信じる23歳処女・日田。日田は外見に一切気を遣わぬ変人だが、巡谷は彼女だけが自分の理解者だとも感じている。情けなくどうしようもなく孤独な毎日も、二人が一緒ならなんとかやっていけるかもしれない。大江健三郎賞受賞作家(『嵐のピクニック』)による、情けなくて可愛い青春エンターテインメント!

出版社・メーカーコメント

コンプレックスを、こんなに鋭く可愛く書いた小説はありません。「私、涙が出そうになるほど感動してしまった」――稲葉真弓 大江健三郎賞受賞作家(『嵐のピクニック』)による、情けなくて可愛い青春エンターテインメント! Gカップ「おっぱい」をアイデンティティとする23歳フリーター・巡谷(めぐりや)。アパートの同居人は、「自分は臭い」と信じる23歳処女・日田(にった)。日田は外見に一切気を遣わぬ変人だが、巡谷は彼女だけが自分の理解者だとも感じている。情けなくどうしようもなく孤独な毎日も、二人が一緒ならなんとかやっていけるかもしれない。※この本は2009年7月に小社より刊行された単行本に加筆、修正したものです。

著者紹介

本谷 有希子 (モトヤ ユキコ)  
1979年生まれ。2000年、「劇団、本谷有希子」を旗揚げし、主宰として作・演出を手がける。’06年上演の戯曲『遭難、』(講談社)で第10回鶴屋南北戯曲賞を史上最年少受賞。’08年上演の戯曲『幸せ最高ありがとうマジで!』(講談社)で第53回岸田國士戯曲賞受賞。小説では’11年『ぬるい毒』(新潮社)で第33回野間文芸新人賞、’13年『嵐のピクニック』(講談社)で第7回大江健三郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)