• 本

すらすら読める徒然草

講談社文庫 な90-2

出版社名 講談社
出版年月 2013年11月
ISBNコード 978-4-06-277705-6
4-06-277705-3
税込価格 770円
頁数・縦 309P 15cm

商品内容

要旨

「古典の文言なのか、わが言葉なのか、区別がつかないくらいになり、わが生を導く」ようになった『徒然草』からの原文を、中野孝次が選び抜いて“わが徒然草”を作りあげた。総ルビつきの原文と現代語訳、そして思いを込めた解説。南北朝の乱世を生きた兼好の永遠の古典が、時代を超え「今に生きる言葉」として蘇る。

目次

1 世俗譚
2 しばらく楽しぶ
3 なんとなくいい話
4 生死
5 名人
6 シンプル・ライフ
7 一事に専念せよ
8 心のふしぎ
9 よき趣味、悪しき趣味
10 美とは何か
11 ありがたい話
12 実践的教訓

出版社・メーカーコメント

存命の喜び、日々に楽しまざらんや 著者の「心の中で鳴り続け」生き方を定めた「今を生きる言葉」 「古典の文言(もんごん)なのか、わが言葉なのか、区別がつかないくらいになり、わが生を導く」ようになった『徒然草』からの原文を、中野孝次が選び抜いて“わが徒然草”を作りあげた。総ルビつきの原文と現代語訳、そして思いを込めた解説。南北朝の乱世を生きた兼好の永遠の古典が、時代を超え「今に生きる言葉」として蘇る。

著者紹介

中野 孝次 (ナカノ コウジ)  
1925年千葉県生まれ。東京大学文学部独文科卒業。國學院大學教授をへて作家活動にはいる。『ブリューゲルヘの旅』で日本エッセイスト・クラブ賞、『麦熟るる日に』で平林たい子文学賞、『ハラスのいた日々』で新田次郎文学賞、『暗殺者』で芸術選奨文部大臣賞を受賞。2004年79歳で他界した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)