ルドルフとイッパイアッテナ
講談社文庫 さ113−1
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2016年6月 |
ISBNコード |
978-4-06-293400-8
(4-06-293400-0) |
税込価格 | 638円 |
頁数・縦 | 249P 15cm |
商品内容
要旨 |
ひょんなことから長距離トラックに乗って東京にやってきてしまった、小さな黒ねこ、ルドルフ。人間の字の読み書きができるボスねこ「イッパイアッテナ」たちと出会い、思いがけないノラねこ生活がはじまった。その冒険と友情に子どもも大人も胸を熱くした不朽の名作児童文学が、初めての文庫化! |
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出版社・メーカーコメント
斉藤洋による不朽の名作児童文学『ルドルフとイッパイアッテナ』は、1987年の刊行以来、累計100万部のロングセラーとなり、子どもたちに愛されてきました。 『ルドルフとイッパイアッテナ』は児童文学ですが、その深い人生哲学とユーモアは、大人が読んでも十分に楽しめます。 映画をきっかけに原作に興味を持った人はもちろん、「ルドルフ、なつかしい!」という人も、手に取りやすい文庫版で再読してみると、新しい発見があるかもしれません。 (内容紹介) この物語の作者は、黒猫のルドルフだ。 ルドルフはリエちゃんちの飼いねこだったけど、ある日、魚屋に追われて逃げこんだ長距離トラックに乗って、遠い東京まで来てしまった。 きょろきょろしているルドルフが出会ったのは、とてつもなく大きなトラねこ。 「おまえ、名まえはなんていうんだ。」 「ぼくはルドルフだ。あんたは?」 「おれか。おれの名まえは、いっぱいあってな。」 「えっ、『イッパイアッテナ』っていう名まえなのかい。」 ……というわけで、「イッパイアッテナ」とよばれるようになったボスねこといっしょにノラねこ生活をはじめたルドルフ。 イッパイアッテナは、とても教養のあるねこで、なんと人間の字が読めるのだ。ルドルフはイッパイアッテナから文字を習いはじめる。 あるとき、ひょんなことからルドルフのふるさとが「岐阜」であることがわかって、家に帰る作戦を練る二匹だったが……。