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明日は、いずこの空の下

講談社文庫 う59−11

出版社名 講談社
出版年月 2017年12月
ISBNコード 978-4-06-293787-0
4-06-293787-5
税込価格 704円
頁数・縦 214P 15cm

商品内容

要旨

十七歳の夏スコットランドで迷子になり、研究の地オーストラリアで羊の尻尾を食べ、イランの遺跡を前に母と二人息を呑む―旅は苦手なのに、二十ヵ国以上を巡った作家上橋菜穂子が、異国の地で見聞きし、食べ、出会い、心動かされた出来事を表情豊かに綴る。物語を育む土壌となった旅にまつわる名エッセイ。

目次

駆けるシスター
時ありき
ミルクをひと垂らし
リンゴの香り
雛の安らぎ
パフよ、ふり向いて
七月に凍える
尻尾の行方
月の光に照らされて
場違いな人〔ほか〕

おすすめコメント

旅の出会いや思い出に私はずっと支えられてきた。物語が生まれ、育まれる土壌となった様々な出来事。異国の風を感じる名エッセイ集

著者紹介

上橋 菜穂子 (ウエハシ ナホコ)  
1962年東京都生まれ。川村学園女子大学特任教授。オーストラリアの先住民アボリジニを研究。野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞ダブル受賞の『精霊の守り人』を始めとする「守り人」シリーズほか著書多数。2009年、英語版『精霊の守り人』で米国バチェルダー賞、’14年「児童文学のノーベル賞」といわれる国際アンデルセン賞作家賞、’15年『鹿の王』で本屋大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)