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ジャズ・ジャイアントたちの20代録音「青の時代」の音を聴く

星海社新書 277

出版社名 星海社
出版年月 2023年11月
ISBNコード 978-4-06-533848-3
4-06-533848-4
税込価格 1,320円
頁数・縦 233P 18cm

商品内容

要旨

「人間は若々しい精神を抱いてスタートを切る。それが探求しようという意欲を支える。だがときが経つにつれ、私たちはそんな精神を失っていく」―。ジャズ・ピアニストのハービー・ハンコックは自伝で述べている。若いからこそ持てる探求心はある。エネルギーもある。いまやレジェンドとなったハービーにも、ウェイン・ショーター、キース・ジャレット、チック・コリアにも、荒々しく粗く、進化しきれていないダイヤの原石のような素朴な輝きを持つ20代があった。キャリア初期の音にはベテランとは違う活力を感じる。そんな“青き時代”の名盤を本書では、著者によるインタビューや彼らの自伝などの発言をもとに紹介する。

目次

第1章 1950~1960年代、ニューヨークの青春
第2章 引き継がれるジャズの遺伝子
第3章 ロックの洗礼
第4章 レジェンドが欲した青の時代のエネルギー
第5章 新しいジャズを生む才能たち
読者のためのレコードガイド

出版社・メーカーコメント

ジャズの巨星たちの代表作のほとんどは青の時代(U30)に生まれた。デビュー前のアイディアや思いが爆発する奇跡の名盤鑑賞ガイド。

著者紹介

神舘 和典 (コウダテ カズノリ)  
音楽ライター。1962年東京都生まれ。音楽ライター。学生時代の1983年から執筆。その後出版社勤務を経て、再びフリーランス。1998~2000年、ニューヨークを拠点に音楽取材(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)