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世にもおもしろい狂言

集英社新書 0371

出版社名 集英社
出版年月 2006年12月
ISBNコード 978-4-08-720371-4
4-08-720371-9
税込価格 748円
頁数・縦 222P 18cm

商品内容

要旨

室町時代に成立したとされ、庶民の中で育ってきた古典芸能・狂言。六百五十年もの歴史を経て、今もなお愛され続けるのはなぜなのか?著者は全国各地で舞台に立つ一方、「狂言って何?」「もっと知りたい」という皆さんに向けて書いたり話したり、精力的に活動中の大蔵流の狂言師。狂言の決まり事や、登場人物のキャラクター分析、セリフの特徴など、知っていれば狂言がより楽しくなる知識が本書には満載です。観てから読んでも、読んでから観ても、「これぞ必携の入門書でござる!」。

目次

プロローグ 舞台から元気を
第1章 狂言って、だいたいこんなもの
第2章 「名乗り」で狂言は始まります―決まり事を知る
第3章 「太郎冠者」ってどんな人?―キャラクター大分析
第4章 狂言をどう演じるか
第5章 人間肯定劇としての狂言
第6章 遊び心あふれるセリフたち
エピローグ 歴史の中の千三郎

出版社・メーカーコメント

太郎冠者ってどんな人?!現代にも通じる「笑い」として大注目の狂言。大蔵流茂山家の一員として舞台に立つだけでなく多方面に活躍する著者が、楽しみ方や歴史、登場人物等を解説。狂言師ならではの見方が興味深い入門書。

著者紹介

茂山 千三郎 (シゲヤマ センザブロウ)  
1964年生まれ。大蔵流狂言師。四世茂山千作(十二世千五郎)の三男。父および祖父三世千作、叔父二世千之丞に師事。67年『業平餅』で初舞台。84年に『釣狐』、2000年『花子』、05年『狸腹鼓』を披く(初演)。狂言のみならず、ミュージカルの演出や、ラジオ番組のパーソナリティなど幅広く活躍。近畿大学、聖学院大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)