
非線形科学
集英社新書 0408
出版社名 | 集英社 |
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出版年月 | 2007年9月 |
ISBNコード |
978-4-08-720408-7
(4-08-720408-1) |
税込価格 | 968円 |
頁数・縦 | 253P 18cm |
内容詳細要旨(情報工場提供) ある種のホタルは何万匹もが放つ光の明滅のタイミングが見事に一致するという。また、コンサート会場などで聴衆の拍手がピッタリ揃うことを経験した人もいるのではないだろうか。これらの現象は物理学において「同期」という言葉で説明される。本書は、この「同期」が起こるメカニズムと役割等について、身近な例を挙げつつ解説している。物理現象、虫や動物などの行動、人間の動作、そして細胞レベルの相互作用など、同期はさまざまな事象に見ることができる。さらに同期は、社会において複雑な制御が必要とされるシステムの構築にも役立つ原理なのだ。著者は京都大学名誉教授で国際高等研究所副所長。非線形科学や同期現象の研究における世界的権威で、同期の性質を数式化した「蔵本モデル」でも知られる。 |
商品内容
要旨 |
自然界の秩序は、どのように生み出されているのだろうか。すべてのものがエントロピーを生成し崩壊に向かう物理法則のなかで、どのように森羅万象が形づくられているのだろう?自然にでき上がる模様などのパターン、自ずと同期するリズムや振動―実は、意思を感じざるを得ないような不思議な自然現象にも、複雑で手のつけようのなさそうな現象にも、明快な法則・能動因が潜んでいる。そして、非線形科学は、これまでの科学とは異なる視点から、その動的な機構を明らかにする。私たちに新たな自然観を与える非線形科学について、第一人者が分かりやすく解説した、知的好奇心を刺激する入門書。 |
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目次 |
第1章 崩壊と創造 |
おすすめコメント
自然界の秩序は、どのように生み出されているのだろうか。すべてのものがエントロピーを生成し崩壊に向かう物理法則のなかで、どのように森羅万象が形づくられているのだろう? 自然にでき上がる模様などのパターン、自ずと同期するリズムや振動…。実は、意思を感じざるを得ないような不思議な自然現象にも、複雑で手のつけようのなさそうな現象にも、明快な法則・能動因が潜んでいる。そして、非線形科学は、これまでの科学とは異なる視点から、その動的な機構を明らかにする。私たちに新たな自然観を与える非線形科学について、第一人者が分かりやすく解説した、知的好奇心を刺激する入門書。
出版社・メーカーコメント
「無生物」にさえ、秩序が生まれるのはなぜか? 非線形科学は、自然の生きた姿をそのままに探求する新しいサイエンス。生物はもちろん、波や砂丘などの無生物にも一定のかたちができていくのはなぜ? 世界的な学者がわかりやすく解説する。